インタビュー

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リラックスして治療を受けていただけるように、話しやすい雰囲気作りに努めています。

当院では、歯医者が怖いという方でも気軽に何でも相談していただけるように、話しやすい雰囲気作りに努めています。歯の治療における主役は患者さまになりますので、診断の際にはご希望を尊重いたします。そのため、考え得る治療方法をご提示して、患者さまご本人に選んでいただくことを重視しています。

まずはじめに、やすもと歯科医院のコンセプトについて教えてください。

当院では、「治療の必要がない」口内状態を目指し、整った噛み合わせを作ることに力を入れています。その際は、以下のように段階的に目標を設定しています。

1.痛みがない
2.とりあえず噛める
3.噛める
4.噛める状態の維持・噛み合わせの治療の始まり
5.良い状態の維持・噛み合わせの調整

お口の状態を悪くするのは、大きく分けて「力」と「汚れ」と「噛み合わせ」です。それらに着目して診療を行うことで、お越しになった方がお口のトラブルで悩まないようにサポートしてまいります。

噛み合わせを重視しているのはなぜでしょうか?

歯を健康な状態で保つためには、噛み合わせが整った状態であることが大切だからです。噛み合わせのバランスが悪いと、虫歯・歯周病になりやすかったり、一部の歯に負担がかかって欠けたりするなどのデメリットが生じる可能性があります。だからこそ当院では、噛み合わせのバランスを考えながら診療を行っています。

やすもと歯科医院に初めて来たという患者さまに対して、心がけていることはありますか?

初めてお越しになった患者さまに限りませんが、まずしっかりと診断をし、できるだけ分かりやすく説明するようにしています。また、患者さまのご要望をよく聞くことも心がけています。100人の患者さまがいれば、その症状やご要望は100通りあります。皆さまのご要望にできる限り応え、信頼関係を築いていきたいと思っています。

痛みの少ない治療を大切にしているとのことですが、その取り組みについて詳しく教えてください。

施術中の痛みだけでなく、麻酔が切れた後のことも考えて治療を行っています。例えば、土曜日の午前中に麻酔を施したうえで大がかりな治療をしてしまうと、午後に痛みが出て患者さまを不安にさせてしまう可能性があります。そのため、土曜日の午前中に歯周病の治療をするときは、様子をみながら行います。
また、痛みを軽減するために麻酔をする際は、「投薬で過去に貧血を起こしたことがないか」「ショックを起こしたことがないか」などを確認し、必要であれば血圧や脈拍も確認しながらリスクを抑えています。

最近では、SPTに力をいれているそうですが、その理由について教えてください。

歯周病は、一度治療してもその状態が長く安定するとは限らず、再発が起こりやすい病気のため、定期的なフォローが必要だからです。
SPT(Supportive Periodontal Therapy)とは、歯周病治療によって病状が安定した後で、その状態を維持するために行う定期的な治療のことです。プラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、咬合調整などの治療を主体としています。これによって、歯周病の進行を抑え、健康な歯肉の維持を目指します。

今後は、訪問歯科診療にも力を入れられるとか?

当院が目指しているのは、生まれたときからご高齢になった後まで、総合的に患者さまのお口の健康をサポートすることです。しかし、患者さまの中には体調などの都合で通院が難しい方もいらっしゃいます。そのため、訪問歯科診療を通して、歯科医院にいらっしゃることができない方のお口の健康維持をお手伝いしたいと思っています。また、それによって、地域医療の充実化を図りたいと考えています。

「地域医療連携」を行っているそうですが、詳しく教えてください。

歯科にとどまらず、他の科も含めて地域全体で患者さまの健康をサポートするという考えの基、必要に応じて患者さまに総合病院をご紹介しています。そのほかにも、病院間の連携によって服用されている薬のことを相談をしたり、症状について聞いたりすることが可能です。特に患者さまが全身疾患をお持ちの場合には、こうした連携をとることで、より良い医療を提供していけるように努めています。

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所として指定されていますが、これにはどういった特徴がありますか?

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは、保険診療や訪問診療を行っていて、院内にも基準を満たす設備があることを届け出て、受理された医院のことです。
もしものときの患者さまの容態の急変になどに対応すべく、AEDはもちろん、パルスオキシメーターや血圧計、救急蘇生セットなども配備しています。感染症対策などの衛生管理を怠らずに実施している院内で、予防の処置を受けていただくことができます。

この筑紫野の地で長年治療してきたことで得られたことは何かありますか?

地域の他の医療機関との関係もでき、医療連携ができるようになりました。祖父がこの地域で第一号の歯科医師だったこともあり、私も祖父に恥ずかしくないような診療を、今後も地域の皆さまに提供していきたいと思っています。

最後に、今後の展望について教えてください。

当院では、最終的な診療の目標として正しい状態の噛み合わせを実現することを掲げています。それに加えて、虫歯や歯周病の進行がなく、患者さまが良い状態のお口を長く保っていけるようにすることが今後の目標です。患者さまに定期検診にお越しいただき、「お口の状態が良好なため、歯科医師の治療の必要がない」状態を維持していきたいと考えています。